古今東西の魅力的なインディーゲームを紹介する“とっておきインディー”。
今回は、ジャムに要注意なカジュアル&ハードFPS『HOLE』。価格500円[税込]で夢中になれる逸品だ。
※Web転載に合わせて、本誌掲載時から一部を追記・改訂しております。ジャム(弾詰まり)と無限に押し寄せる敵が緊張感を生むローグライクFPS

ココが推し
- 空き時間にサクッと遊べる、ハードコアなFPS
- 一般的なFPSにはない、独自の緊張感
- 手ごろな価格かつシンプルな内容だけど、やり込み要素が満載!
“ジャム”、それは自動装填式(オートマチック)の銃でまれに起こる装填不良を指す言葉。わかりやすく言うと“弾詰まり”のことだ。ジャムが発生すると、射撃後に本来排出されるはずの薬やっ莢きょうが、銃の中で詰まり、つぎの弾が装填できなくなる。
現実に起こる事象だが、一般的なシューティングゲームにはあまり導入されない仕様だ。そんなジャムの要素を盛り込んだのが、ローグライクFPS『HOLE』。シンプルだけどハードコアな銃撃戦が楽しめる本作独自の魅力をお届けしていく。

本作はシングルプレイ用のFPS。ローポリゴン(低解像度)なグラフィックも特徴のひとつで、プレイステーションやセガサターンなどを彷彿とさせる画面となっている。
“時間無制限”&“敵無限出現”のハードなステージを生き抜け

敵の接近は足音や形容しがたい声で判断できる。発見したら容赦なく撃て!
ステージで敵と戦いつつ、通貨・アイテムを集めて脱出し拠点(ロビー)に帰還。獲得した通貨などで拠点を拡張したり、キャラクターを強化したりする。
これをくり返すのが本作のゲームサイクルとなる。ステージは時間無制限かつ敵が無限に出現する仕組みで、プレイヤーは好きなだけ探索と戦闘を楽しめる。
不気味な黒スーツがつぎつぎと出現

敵は仮面をまとった黒スーツのNPC。敵の凶弾に倒れると即ゲームオーバー。

リザルト画面ではどこに被弾して命を落としたかがわかる。

ステージ上の電子レンジから脱出可能。レンジの起動には少しだけ時間がかかる。
ジャムという名の死神があなたに襲いかかる
夢中で撃ち合っていると、気がつけばジャムが発生する。確率としては高くもないが、低くもないといった感じだ。だからこそ、ほどよい緊張感が生まれる。ジャムが起きた場合は、銃の上部分にある“スライド”を引いて、薬莢を強制排出させる動作が必要になる。
突然のジャムで問われる判断力


ジャム中は排出されなかった薬莢がピョコンと顔を出した状態になる。この状態では射撃はできない。

スライドを引くことでジャムを直せる。スライドを引く動作時間は短めだが、真正面からの撃ち合い中に行うと、間違いなく倒されるので注意が必要だ。

ジャムを想定した立ち回りが必要
撃ち合う際はすぐに隠れられる遮蔽物の近くで戦おう。こうすればジャムによる戦闘不能を避けられる。
ステージで通貨やアイテムを手に入れろ
ステージで敵を倒したり、周囲を探索したり���ると、通貨やアイテムが手に入る。これらは拠点やキャラクターのパワーアップ(後述)で必要となるものだ。
ちなみにステージで敵に倒されるとゲームオーバーとなり、獲得した通貨が10分の1に減少してしまう。ゲームに慣れるまでは深追いせず、小まめに脱出することを心がけよう。

通貨はキャッシュとデータの2種類。キャッシュは敵を倒した際に入手でき、データはステージ上のアイテム箱などから入手可能だ。

ステージ上で目標を達成することで、さまざまな報酬がもらえる“タスク”というシステムもある。
拠点とキャラクターをパワーアップさせて再びステージへ
ステージで獲得した通貨があれば、拠点を拡張したり、プレイヤーのステータスを強化したりできる。アイテムは新たな銃の解放やタスクの達成に必要。
通貨・アイテムで解放される要素はどれもゲームを有利に進めるのに必要なものなので、コツコツとステージを周回して積極的にパワーアップしていこう。
下水道を素敵な空間に!


下水道内には建設予定地がいくつかある。そこにキャッシュとデータを注ぎ込むと施設が完成する。
施設の種類はさまざま

キャラクターのHPを増やしたり、HP自動回復の効果を付与したりできる。

施設の中には、射撃の精度を高めるための訓練場なども用意されている。
HOLE
- プラットフォーム:PC
- 発売元:NEGAFISH
- 発売日:2024年11月29日
- 価格:500円[税込]
- ジャンル:アクション・シューティング
- 対象年齢:審査なし
- 備考:ダウンロード専売